『ボディメンテナンスメソッド』 石井 直方 著

『体』 - 健全な身体と精神を保つ

健康的な身体を維持することは、優れたリーダーシップ能力を身に着けるためだけでなく、日々幸せな毎日を送るためには、欠かすことができないものであるのは、言うまでもないのですが、自分の人生、家族、友人、仕事で関わる人たち、いろいろなコミュニティにいる人たちとかかわり、楽しく幸せな時間を過ごすためには、ひょっとしたら一番意識して、そのために実際に行動しないといけない要素かもしれないですね。

『体』を限りなく高める。『心』も『技』も『体』の礎がなくして、高めようがないとも言えますから、すべての基礎をなしていると言えると思います。

 

健全な身体や健全な精神を保つことは、書籍から学ぶ方は少ないのかもしれませんが、世の中には、食事、エクササイズ、筋トレ、睡眠、等々、いろいろな方が、いろいろなメソッドを研究しています。

私もはげしいスポーツをやっているわけではないのですが、かるい筋トレやヨガ・ストレッチ、歩くことは、できるだけ毎日継続するようにしています。やらないと気持ち悪いな、ぐらいのレベルには、習慣化していますね、いちおう。

 

それにあたり、参考にした書籍を今日はご紹介します。 石井 直方さんの、『ボディメンテナンスメソッド』です。

石井さんは、東京大学大学院の教授で、理学博士、ボディビルダーとしても活躍しており、「スロトレ」の第一人者としてメディアや書籍で啓蒙活動をしています。その石井先生が書いた『ボディメンテナンスメソッド』は、健康な身体を維持するためのストレッチや筋トレ、スロートレーニング(少ない運動量で大きな効果を得る方法)などの、日常生活でボディメンテナンスの方法が紹介されており、加齢による体の変化や不調に対処し、健康を維持するための実践的なアプローチが詰まっています。気軽に手に取れるので、この中から、1つでも2つでもできそうなことがあれば、手始めに始めてみてもいいかと思います。

 

今回はこの書籍自体を紹介したかったことがメインで、身体を動かすことは自分が興味を持ったことをやればいいのでこれで終わりといえば終わりなのですが、少し知っていてもいいかなという知識だけ、ちょっとご紹介します。

スロートレーニングで、血流を制限して筋肉に代謝的な刺激を与える。

乳酸などが筋肉内にたまり、パンプアップ!

成長ホルモンの分泌が促進され、筋繊維に作用!

筋トレというと、ついつい強い負荷をかけて、苦しい思いをしてやることを想像しがちですが、必ずしもそれだけがすべてではなくて、軽めの短い時間であっても、血流が促進されますし、何といっても加齢すると筋肉は衰えるばかりですから、その維持にもいいのです。無理のない程度で、継続することが、大切ですね。

 

ストレッチの効果は、柔軟性がアップする、精神的にリラックスする、コリを解消する、むくみ・冷え性など体質を改善する、などの効果がある。

 

ほぐすべきコアは、肩甲骨、体幹、股関節

 

ストレッチ、ヨガ、とても効きます。

 

私はいま年齢50を超えましたが、ストレッチはずっとやってまして、特にコロナの時は家で過ごす時間があったので、ヨガアプリ入れて毎日始めましたら、「今が人生最強で身体がやわらかい」って状態を更新しています。肩こりとか、ほとんどないですね。朝の10分だけでも、効果絶大だと思います。

 

あとは、筋トレです。

押さえるべき筋肉のポイントは、「体幹」「肩甲骨まわり」「股関節まわり」「脚」の4つ。
体幹を支える筋肉は、脊柱起立筋、腹直筋、腹斜筋。
肩を動かす筋肉は、三角筋、大胸筋、上腕二頭筋、僧帽筋、回旋筋。
股関節を動かす筋肉は、大臀筋、中臀筋、梨状筋、大腰筋、内転筋。
足を動かす筋肉は、大腿四頭筋、ハムストリングス、脾腹筋、ヒラメ筋。

この辺の筋肉を意識して、少しでいいので、負荷をかけてあげるといいと思います。あとは、大きい筋肉ですね。大胸筋とかおしりとか、太ももを刺激してあげると、代謝があがるので、いいと思います。

 

エクササイズの講師でも何でもないので、私が教えることは何もないですが、自分に合った形で、無理のない範囲で、”なんか今日やってないから気持ち悪いな”ぐらいになるといいかもしれないですね。私はけっこうハマる体質なので、若いころは自分を奮い立たせて、すごい負荷かけて。。。なんてやっていたのですが、やっぱり段々つらくなって、仕事とかをいい訳にして、段々遠のいていく。。。って感じでした。「こんなんでいいのかな」ぐらいの程度でやる方が、モチベーション奮い立たせるとか無縁になりますし、とにかく継続できるので、おススメです。

 

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